
このケーキの写真を見て、思い出しました。
落ち込んでいた時の出来後を。
写真は、これから書くジュエリーショップのお向かいにあったベーカリーのもの。
早速車の中でお味見(笑)
また行くかは別として、レモンのバタークリームが想像していたより食べやすかった♪
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(ここからは長くなりますので、お時間のある方だけどうぞ。)
ブログを書かなかった間、1ヶ月程眠れない日々が続きました。
こちらでは、盗難等を考えて、ジュエリーに保険をかける方が多いです。
日本に居る時から主人に言われ続けていましたが、いよいよ全てのジュエリーを持ってWellesleyにあるジュエリーショップにappraisalに出しに行きました。
コネチカットにそのショップの本社があり、鑑定士もそこにいるので、そのショップから本社にジュエリーを送ってもらって、(価値)鑑定結果を待ちます。
その鑑定の結果を保険会社に持って行く訳です。
ところが、コネチカットの鑑定士の方から電話があり、「真珠のネックレス以外は全て本物ですが、そのネックレスが本物だとは思えない。。。鑑定書はある?」と。
その真珠のネックレスは、私の結婚祝いに母がくれたものです。真珠のピアスもついています。
鑑定書を探しましたがありません。
結婚前で忙しい時だったから、見た記憶もない。。。。。そしてその後3度も引っ越しをしているから、記憶にも自信が無い。
母に電話をし、鑑定書を持っているか確認してもらうも、他のジュエリーの物は全て鑑定書があるんだけど、それだけないとの事。私にジュエリーと一緒に渡しているはずだとの事。
そうこうしていると、また鑑定士の方から電話。
「セットのピアスは絶対に本物だけど、やっぱりネックレスは本物だとは思えない。同僚の鑑定士にも見てもらったけど、同じ事を言っている」と。。。。
お祝いの品だし、お値段もかなりしている物です。
母も私も、詐欺にあったのではないか、、、、と、日本とアメリカで眠れない日が続きました。
私は、絶対に詐欺にあったと思い、警察に連絡して、、、その後どうなるんだろう、、、などと考えていました。
とにかく、買ったお店には連絡をせず、芦屋の本社の電話番号を調べ、母がそちらに電話をしてくれました。
誠実な会社で、副社長の方が担当して下さり、「そう鑑定されたって事が信じられないくらいでショックです。お嬢さんも驚かれた事でしょう」と、アメリカの私にまでご連絡を下さいました。
「記録があった方が良いでしょう」と、メールに「間違いなく本物だと思います。ただ、万が一小売店などで偽物にすり替えられたりしていた場合等があったにしても、必ず本物を鑑定書と共にお渡し致します」と書いて下さいました。
購入履歴からどういうクオリティの物かまでしっかりと調べて下さり、その後両親が芦屋の本社までネックレスを持って行きました。(偶然東京の友達が出張でボストンへ来た為、東京まで持って帰ってくれ、私の実家へ送ってくれました。真珠を国際郵便で送るのは心配ですから、本当に助かりました)
日本できちんと見て下さった結果は、本物。(ほっ)
最高級の花玉で、その会社で出されている真珠で一番クリオティの高い品質だと分かりました。
では、何故こんな問題が起きたのでしょう?????
どうも、アメリカの鑑定は、宝石に関しては優れているらしいのですが、真珠に関してはやはり日本より遥かに遅れをとっている様です。
実際に、私のネックレスは花玉で、ピアスはその下のクオリティの物でしたが、アメリカの鑑定士は、ピアスは本物だと鑑定なさいました。
つまり、それ以上のクオリティの物を見た事がないのだと思います。
アメリカに来て、気絶した理由(覚えて下さっているでしょうか?指の神経のツボを押して気絶した話)の次にビックリした結論でした。
でも、良かった、、、大切な想い出の品が本物で。
(最後まで読んで下さった方、ありがとうございます)